DVチェック表

こんにちは オフィスAIMSです。

昨日はDVについてお話をしました。

今日は加害者がどのような行動を使って あなたを自分の思い通りにしようとしているのかをチェックするチェック表をお知らせしたいと思います。

DVチェック表

DVチェック表

<精神的暴力チェック>
・相手は、あなたがあなたの友達や両親と交際するのを嫌がる。(拘束)

・ 相手は、あなたが外出したり帰宅が遅くなると怒る。(拘束)

・相手は、あなたを「バカで能無し」とののしったり無視する。(侮辱)

・相手は「別れるなんて許さない、そんな事になったら、自殺する」という。(脅迫)

・あなたは、相手と会話したくても 非難され、無視されるので いつも深い孤独感を感じている。(孤立)

・相手は、癇癪を起こすと壁をなぐったり、物に八つ当たりしたり、大声でどなる。(罵倒・脅迫)

・相手は、上手く行かない事柄は、“すべて”あなたのせいにする。(責任転嫁)

・ 相手は、作った料理をひどい味だ、努力した出来事のすべてをつまらない事だという。(侮辱)

・こどもの行動は、すべてお前の育て方が悪いからだ、お前に似ているからだ、と非難する。(責任転嫁)

・ 相手は、あなたの大事なものを壊し、大切なペットをいじめる。(脅迫)

・相手は車の運転中に怒り、暴走運転するので恐怖を感じる。(脅迫)

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<身体的暴力チェック>
・相手は、あなたを平手で打ったり、あざを作らせたりすることがある。(暴行傷害)

・相手は、あなたを 蹴ったり、髪を引っ張ったりする。(暴行)

・相手は、殴るフリをして、鼻先で止める。(脅迫)

・相手は、襟元を掴み、壁に押し付けたことがある。(暴行)
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<経済的暴力チェック>
・相手は、あなたの、家計のやりくりが下手だといって、くどくどチェックする。

・相手は、生活費をいれない。

・あなた名義のカードで払えないような キャシングを重ね、買い物をする。

・相手は、無謀な不動産を購入し、ローンの連帯保証人にさせる。

・相手は、あなたが働いた収入の分、生活費を減らす、だからあなたはいつまでも蓄えができない。

・相手は、あなたが仕事を続けるのに、困難な状況をつくりだす。
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<性的暴力チェック>
・彼は、あなたにセックスが下手だという。そのくせ、いつも強要する。

・彼は、避妊をしない。妊娠したら生むべきだという。でも、子育てはなにもしない。

・彼は、あなたにいやなポルノをみせ、同じ事をさせようとする。

・彼は、他の性関係があることを諦めさせる。

・彼は、性感染症をうつしたことがある。

5.そのため・・・

・あなたは、彼の機嫌が悪くならないように、いつも、神経を張り詰めて生活している。
・あなたは、彼が今日帰らないと聞くと、何故かホッとする。
・あなたは、彼を怒らせないために、あきらめたことがたくさんある。
・あなたは、こんな状況を、だれにも話せない。話すと、もっとつらいことがおきると思っている。

これを言ったらDVという明確な定義はありませんが、彼がキレたり、バカにしたり、怒鳴ったりすることで、あなたを支配したり、優位に立とうとしたり、恐怖でコントロールしようとしているのであれば、DVやデートDVの可能性があります。

DVの特徴として、怒ったり、優しくしたりりの繰り返しになる傾向があります。

加害者に多い傾向

・プライドが高い

・暴力や暴言をしている自覚がない

・外では良い夫、良い彼を演じる

・他人を信用しない。友人が少ない。

・精神的に子供っぽいところがある

・自分の決めたルールに厳しい

・すべて「相手のせいだ」と思っている

・自分の責だと認めない

・嫉妬深く、妻が友人や家族に会うことを嫌がる

DVのサイクルについて

それは典型的な「DVのサイクル」といわれるものです。

緊張期(イライラ期)

イライラして爆発を予感させる。

被害者はビクビクして、相手の機嫌をうかがう。

爆発期

ふとしたことがきっかけで爆発し、暴力を振るう。

解放期(ラブラブ期)

暴力を振るったことを謝ったり、二度としないと誓ったり、プレゼントを贈ったりして被害者が離れていかないようにする。

簡単に書くとこのような感じです。

緊張期が一瞬で爆発期が長く続き、解放期が1年続くというカップルもいますし、緊張期が半年で爆発は一瞬、など、人によってさまざまあります。

解放期がすごくわかりづらい場合もありますし(単に機嫌が良くも悪くもない、というだけのことも)、爆発に身体的な暴力が伴わない場合ももちろんあります。

このサイクルを繰り返すことで、爆発の度合いは酷くなり(暴力のエスカレート)、サイクル自体のスピードも速まります。

よって、爆発と爆発の間隔も次第に縮まることになります。

ラブラブ期があることで、本当はこれがこの人なんだ、爆発させる自分に問題があるのだ、と思い込まされてしまう危険性もあります。