刑法改正案 成立!
時間切れで廃案になるかもしれないとドキドキでしたが、
内閣不信任案提出直前になんとか成立できました。
もともと刑法は明治時代、いまから110年前に制定されました。
その頃の日本は、家父長制、男尊女卑、女性の参政権もなく女性の人権はない時代。
その頃作られた刑法は本当にひどく、13歳の女性は性的な同意ができる年齢だから、死ぬほどの抵抗なければ同意とみなされていました。
突然襲われてフリーズしたり、薬を混入されて無抵抗で性被害にあっても同意があったといわれ、加害者は無罪になることも、、、。
そんななか、やっと2017年に刑法が改正されました。
その時の大きな改善点は男性も被害者になるということ。
女性のみが被害者とされた「強姦罪」が「強制性交等罪」になり、膣への被害だけでなく、口や肛門への被害も犯罪として認められたのです。
しかし、13歳の性交同意年齢や暴行脅迫要件はそのまま、、、。
私たちはなんとか暴行脅迫要件だけでなく、フリーズした場合や意識のない状態を含め、同意がない性交は犯罪に!と声を上げてきました。
そして、昨日、「不同意性交罪」が成立したのです。
また、13歳だった性交同意年齢が16歳に引き上げられました。せめて18歳まであげたかったのですが、ここはちょっと残念。
さて、性的同意については、紅茶を使った動画がとてもわかりやすいので、次回ご紹介しますね。